イート•ザ•ワールド

ワセジョのカフェ店長は世界のご飯を食べてみたい

美しさとノスタルジア -英国式サンドイッチの断面について-

美しいサンドイッチとは?まず食パンは、フラゴナールの描く少女の肌のきめ細かさでなくてはならない。それに挟まれる具材は、画家の本棚の色彩でなければならない。パンをひとたび掴め痕がのこり、口に収めきるにはいささか分厚い肉が溢れ、指先にマスター…

深夜のパフェ考:エロティックなパフェについて

デニーズでパフェを食べた。 30センチはありそうなパフェだった。 鮮やかなクリームの地層がいくつにも重なりあい、飲み物を入れるには大きすぎるパフェグラスに収まっていた。 その上にうずたかく噴射されたホイップクリーム、ぬらめくミルクプリン、バニラ…

米が脇役に徹しない国に行ってきた

長らく更新していなかったこのブログですが、9/14~21までカンボジアに行ってきたのでそのことくらい書こうと思いました。 「ライス!」 カンボジアで最初に訪れたのがプノンペン。とりあえずタクシーを空港で拾い、ホテルまで向かう途中。タクシーの運転手に…

休日、大学生の恋人に作ってあげたい朝食メニュー20選

バイトに講義にサークルに、何かと忙しい大学生。せめて休日くらいは、ゆっくり恋人と過ごしたい……なんて思う人もいるかもしれない。 じゃあ、恋人と一緒に朝を迎えた、そんなとき。朝ご飯はどうする? 恋人に作ってあげるとしたら、どんな朝食メニューにす…

ここに行けば、野菜不足知らずの旅ができちゃうかも。

海外旅行に限らずとも、野菜不足には旅をする度悩まされる。 国内旅行でも「もう揚げ物•海鮮•白ご飯はいいからほうれん草の胡麻和えとかをボウル一杯食べさせてくれ〜家のご飯が食べたい〜」みたいなことになるけれど、特にパリなんかはそれが顕著だった。毎…

日本の接客って、本当に素晴らしい?

日本の接客は丁寧で素晴らしいという通説に対して違和感を感じるのは、決して私だけではないはずだ。 ”没個性”の接客に囲まれて育ってきた現代のアルバイター達は、生まれたときからマニュアル化されているのではないだろうか。 私はカフェでアルバイトをし…

初めてのミャンマー料理は、DV男みたいだった

誤解を与えないように最初に記しておくと、とっても美味しかった。 どこがDVなのかというと、それはまた後ほど。 今日の夕方に「エスニック食べたい病」が発症した私は、高田馬場のミャンマー料理レストラン「マノー ミェ」を訪れた。線路沿いの、ゴミ箱が並…

ガイドブックの質は掲載されたレストランで決まる

買いました 三月末に父親とベトナムに旅行に行くので、買っておきました。 個人的ガイドブックランキング圧倒的一位の「地球の歩き方」(ダイヤモンド社)。何が良いって、レストランのチョイスがいい。最高。どの国行ってもどの都市行ってもどの店行っても…

こうしてブログを始めたのだった

新しい集団にコミットすると、思いもよらない人に出会ったりする。と、しみじみ思う深夜2時。 公開ブログなんてとても恥ずかしいと常々思ってきたものの、やはり後から確認する自分の過去ほど微笑ましいものはないと思うし、踏んだ場数を数えなおすことも必…